Corel PHOTO PAINTを使って画像を切り抜く

スマートフォンやデジタルカメラを使って撮影した写真や、古い写真をスキャンしたもの、イラストなどを

CorelDRAWに付属している「PHOTO PAINT」を使って、簡単に切り抜くことができます。

切り取った画像は、CorelDRAWに組み合わせることができるため、さまざまな応用が可能です。

CorelDRAWとPHOTO PAINTを用途によって使い分ける

CorelDRAWだけでも、ベクターデータの編集や加工はできますが

CorelDRAWを購入すると付属している（ペイントソフト）PHOTO PAINTを併用すると
画像の加工や表現方法の幅が広がります。

今回の例では、写真から犬だけを切り抜く方法を紹介します。

まず、切り抜きたい画像をCorel PHOTO PAINTまたはCorelDRAW上で開きます。

CorelDRAWから開いた場合は、画像を選択し「ビットマップ」→「ビットマップの編集」を選択します。

上の画像はPHOTO PAINTの画面です。
アプリケーションのボタン配置などがCorelDRAWとよく似ています。

写真の切り取りを行うには、画面左側の「スマート選択マスク」を選択します。

画面に表示されている赤い部分が選択範囲になります。

切り抜きたい部分、または切り抜きたくない部分、どちらでも構いませんので
「かなり適当に」囲って下さい。

PHOTO PAINTの切り抜き機能は優秀で、いい加減な位置を選択しても
「犬だけ」「景色だけ」「木だけ」でも自動的に判別してくれます。

選択範囲は、いつでも反転や修正ができます。
選択範囲を反転したい場合は、「マスク」→「マスクの反転」を選択します。

選択範囲を追加したい場合は「SHIFTキー」を押しながら、マウスでなぞるだけです。

切り抜いた画像は、クリップボードにコピーしたり保存することができます。

CorelDRAWは、ベクターグラフィックだけでなく、ビットマップデータの加工や編集が可能です。

先ほど切り抜いた画像を、CorelDRAWに貼り付けて、自由にアレンジすることも可能です。
色々な画像を切り抜いて、ご自由にお楽しみ下さい！