歌詞(テキスト)を円に沿って動かすMVアニメーション:MOHO PRO

MOHOアニメ表紙 猫耳バージョンのセッカちゃん

「MVの歌詞をかっこよく動かしたい」
「文字が曲のリズムに合わせてタイミングよく出てほしい」
「一文字ずつ躍らせるようにアニメーションさせたい」

そんな時に役立つのが MOHO PRO の「フォローパス(Follow Path)」機能 です。
この機能を使うと、円や直線だけでなく、自由に描いた形状に沿ってテキストを動かすことができます。

この記事では、「GRAVITY」という単語を円に沿って1文字ずつ流れるように動かす方法 を例に、初心者から中級者まで役立つ手順とアレンジを解説していきます。

おおまかな流れ

STEP
歌詞(文字・テキスト)を動かすパスを作成する

ベクターレイヤーにパスを追加して、パスの元になる図形(パス・手書き・図形)を描く

STEP
動かしたいテキストを作成する

動かしたいテキストを、テキストレイヤーに1文字ずつ挿入する

STEP
フォローパスで関連付ける

フォローパス機能を使って、テキストをパスに関連付ける

STEP
タイムラインを設定する

タイムラインでテキストの位置や表示方法を設定する

STEP
アニメーションを再生させる

テキストのアニメーションが完成したら再生ボタンで確認、タイミングを調節する

歌詞(文字・テキスト)を動かすパスを作成する(ベクターレイヤー)

MOHO PROの基本操作や画面の説明はこちらから

パスを作成する(ベクターレイヤーの作成)


レイヤーウィンドウから「ベクターレイヤー」を新規作成し、わかりやすいように名前を「PASS」に変更します。

図形を描く


パスツール・手書きツール・図形ツールのいずれかで動きの基準になる図形を描きます。


この例では見やすいように水色の「円」を描いていますが、直線・四角・曲線など自由に選べます。
(塗り潰しはオフ、ストロークのみ表示にすると動きが見やすいです)

テキストを作成する(テキストレイヤー)

テキストレイヤーを追加


レイヤーウィンドウから「テキストレイヤー」を新規作成し1文字目「Gを入力します。
フォント・サイズ・色・ストロークをお好みに設定してください。

1文字ずつレイヤーを分ける
「GRAVITY」を1文字ごとに分けたいので、最終的に7つのテキストレイヤーを作成することになります。
また、1文字目と同じ動きや表示の切り替えを取り入れたい場合、最初のテキストのフォローパス設定などを済ませ、2文字目以降はレイヤーをコピーして動きやタイミングを調節すると効率的です。

フォローパスで関連付ける

パスに追従させる

テキストレイヤーを選択 → ツールバーから「フォローパス」を選択。(画面右のカーブした矢印アイコン)


そのまま円の上をクリックすると、その位置に文字が配置されます。
クリックした場所によって「パーセンテージ(0〜100%)」が表示されます。これはパス上のどの位置にいるかを示す値です。

セッカちゃん

テキストをパスに沿って回転させたい場合は「レイヤー設定」の画面から「パスに従って回転」にチェックを入れてね。

4.タイムラインを設定する


例:

0フレーム目でパーセンテージを「0」に設定(円の上、起点)

60フレーム目でパーセンテージを「100」に設定(円を一周した終点:閉じた図形は起点と終点が同じ位置になります)


これで文字が0〜60フレームの間に円を一周する動きになります。

💡小技:数値入力欄を右クリック+左右にドラッグすると、数値を直感的に変更できます。

表示のON/OFFを調整する

表示切り替え
MVでは歌詞をリズムに合わせて表示・非表示にすることが多いため、テキストレイヤーの「表示」キーを活用します。

テキストレイヤーの設定を開くには、レイヤーをダブルクリックします。

例:

1フレーム → 表示オン

60フレーム → 表示オフ

これで文字が一周したあと消える動きが作れます。

MOHO PRO:テキストを円に沿って動かす

ここまでの状態で「再生ボタン」を押すと、Gのテキストが縁に沿って移動し、60フレームで非表示になっています。

残りの文字をコピーして調整

レイヤーの複製

1文字目「G」で設定した動きをレイヤーごとコピー → 文字だけ変更して「R」「A」…と繰り返します。

タイミングをずらす

例:2文字目「A」の開始フレームを10フレーム後ろにずらす → 「V」はさらに10フレーム後ろへ…と調整。
こうすると文字が順番に流れるようになります。

表示させたいテキストの数に合わせて、表示するタイミングやフレーム全体の長さを調節して下さい。

ライカちゃん

キーフレームは、最初と最後を範囲選択して一緒に動かせるよ

応用編:いろいろなアレンジを加えて、よりMVっぽく仕上げよう

テキストを重ねる

「GRAVITY」の上に新しく「ZERO」という文字を追加 → サイズや色を変えて重ねると、複数の歌詞が交錯する演出に。

パスにグラデーションを追加

円のストロークを残したまま、タイムラインで色を徐々に変えると「光の軌跡」のような効果が出せます。

背景・音源を追加

MV制作では必須の仕上げ要素です。
背景を星空やネオンに変えたり、BGMに合わせてタイミングを微調整すると一気に完成度が上がります。

テキスト演出や色の変更、曲を追加したサンプル動画

ZERO GRAVITY:KIRIKAKE

MVテキストアニメーションサンプル
セッカちゃん

イラストやロゴもパスに沿って動せるから
やってみてね!

まとめ

パスを作る → テキストを追従させる → 表示タイミングを調整する
これがMOHOで歌詞アニメーションを作る基本の流れです。

1文字目で動きを作り、残りは複製してタイミングをずらす と効率的。

表示切り替え・グラデーション・背景追加 などを組み合わせると、本格的なMV演出に近づけます。

MVの歌詞は「ただ出す」よりも「動かす」「消す」「重ねる」でぐっと表現力が広がります。
まずはシンプルな円運動から始めて、自分の楽曲や演出に合わせてアレンジしてみましょう。

MOVE THE MOON!

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