【CorelDRAW】テキストグラフィックを使ってできること

CorelDrawはベクターグラフィックを使ったデザインのための機能が備わっていますが、強力なテキストツールを使用して、広告、ロゴ、イラスト、写真に豊かなテキスト表現を追加できます。

この記事は、CorelDrawのテキストツールの便利な機能を実際に使用してまとめたもので、やりたいことの逆引き辞書のような内容となっています。

通常のテキスト挿入

グラフィックに通常のテキストを追加したい場合は、

テキストは文字単位で、フォントや文字の大きさの調整、文字の塗りつぶし、背景の塗りつぶし、輪郭の太さや色を自由に編集できます。上付き文字や下付き文字を使って数式を表現することも可能です。

また、縦書きや上付き文字などを組み合わせることができるため、漫画の吹き出しのような表現や、計算式としても使うことができます。

オブジェクト（セグメント・パス）に沿ってテキストを描く

既存の直線や曲線に沿ったテキストを描くには、テキストツールを選択し、対象のセグメント上を左クリックするだけで、テキストは自動的に線に沿って配置されます。テキストの文字や配置、線などを後から修正することもできます。

オブジェクトの中にテキストを収めたい

テキストは既存の図形オブジェクトの輪郭内に配置することもできます。テキストツールを選択後、対象のオブジェクトにカーソルを近づけると、「四角い破線（範囲）」が表示されます。閉じている図形オブジェクトであれば、長方形や円、星形など、さらに複雑な図形でもこの機能を使えます。

段落テキスト

テキストは、段落テキストに変換することで、箇条書きや番号付きリスト、ドロップギャップなどの装飾ができます。編集したいテキストを選択し、マウス右クリックで段落テキストに変換します。ドッキングウィンドウの段落ボタンを押し、歯車のアイコンオプションクリックして使いたい機能を選択します。
（またはメニューバーの「テキスト」を使用します）

テキストに関する便利な機能

文字数のカウント

テキストに含まれる文字数や段落などを自動的にカウントする機能があります。テキストを選択後、メニューバーから修辞ツール→文字カウントを選択します。

テキストのスペルチェックと置き換え

テキストに含まれる文字のスペルチェックと置き換えもできます。テキストを選択後、メニューバーから修辞ツール→スペルチェックを選択します。

テキストだけを画像としてエクスポート

Corel DRAWで作成したテキストや図形オブジェクトは、個別に画像としてエクスポートすることができます。
テキストを選択し、ファイル→目的別エクスポートから使用できます。

こちらの記事も参考にして頂けたら幸いです！！