Corel DRAWは、おもにベクターグラフィックを使用した、使いやすいグラフィックソフトです。
この記事では、中立かつ客観的な立場から、Corel DRAWの機能や使い勝手、評価に焦点を当て、ソフトウェアの魅力について解説しています。
価格帯
ベクターグラフィックソフトには、無料のInkscapeや有料のIllustratorなどがありますが、今回はCorelDRAW Graphics Suite 2023通常版(買い切り版)を使用しています。
Corel DRAWの価格は通常版でありながら、サブスクリプションよりも優れた選択肢となっています。
また、定期的に割引セールが行われており、タイミング次第でお得に購入できることがあります。
また、最新版のCorelDRAW Graphics Suite 2023は「15日無料体験版」からお試しもできます。
使用するパソコンスペック
使用するパソコンのスペックは、主に以下の通りです。
Windows 11
プロセッサ: AMD Ryzen 5
RAM: 16GB
ごく標準的なパソコンの性能ですが、動作が遅く感じたり、アプリケーションが強制終了するようなことはまだありません。
また、Canon複合機及びEPSON大型プリンターでの印刷にも問題はなく、ペンタブレットも使用することができます。
主な特徴
直感的なユーザーインターフェース
Corel DRAWはシンプルなインターフェースを備えており、どの機能があるのかを一通り確認すれば、迷うことはありません。
アプリケーションの色や背景色の変更も可能で、使い手に合わせたカスタマイズができるのが魅力です。
ドッキングウィンドウに学習のウィンドウを表示しておけば、初めての利用者でも操作や機能の理解が迅速に行えます。
多彩なデザインツール
Corel DRAWには基本的な作図ツールが充実しており、図形、テキスト、イメージの作成や編集が容易で、複雑なデザインも数クリックで実現でき、使い手の意図をくみ取って素早く形にしてくれます。
初心者や子供たちでも迅速にイラストを描き始めることができます。
高度なベクターグラフィックス機能
Corel DRAWはベクターグラフィックを中心に据えており、ノードやセグメントの編集が他のソフトウェアよりも使いやすい印象です。
オブジェクト同士の交点やノードなどを使って、正確にスナップできるのはベクターグラフィックの強みです。
特に製図やデザインに慣れたユーザーにとって、使い勝手の良さを感じることでしょう。
写真・画像データ(JPEG・PNG・WEBP・GIFなど)
Corel Drawで使用できる画像データは、ベクター形式の画像だけではありません。
JPEG・PNG・WEBP・GIFなどの画像を取り込んで、そのまま使用したり、加工や編集も簡単に行うことができます。
柔軟性と拡張性
ソフトウェアはプラグインや拡張機能をサポートしており、ユーザーがワークフローを自由にカスタマイズできる柔軟性があります。
現段階では試していませんが、新しいプラグインを導入することで機能を更に拡張できる可能性があります。
さまざまなファイル保存形式に対応(インポート・エクスポート)
印刷物やウェブデザインなど、さまざまな形式で高品質な出力が可能です。
特にベクターグラフィック(SVG)やWEBPへの出力、DXF形式などの互換性が高く、画像の品質も設定によって柔軟に変更できる点が注目されます。
やや慣れが必要なポイント
曲線の描画には一定の慣れが必要かもしれません。
操作に慣れないうちは、折れ線を使ってざっくりとアウトラインを描いてから、曲線に編集すると思い通りの線が引けるでしょう。
評価とまとめ
有料のベクターグラフィックソフトとして、Corel DRAW評価は満点です。(★5/5)
なお、一般的なユーザー評価も(★4.5/5)となっています。
直感的な操作性や動作の軽さは群を抜いており、日本語のレクチャーや丁寧なサポートも評価できます。
ファイルの互換性においても幅広く対応しており、プロフェッショナルなデザイン作業において頼りになるツールといえます。
こちらの記事も参考にして頂けたら幸いです!!
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