【Corel DRAW】ペンタブレットを使ってできること

Corel DRAWは、ベクターグラフィックを使ったグラフィックデザインソフトで、直線や曲線を組み合わせて、ロゴやアイコンのように、サイズの整った図形を描くことはもちろん、ペンタブレット(スタイラス)を利用して、フリーハンドの自然で滑らかな図形を描く機能も充実しています。

この記事では、Corel DRAW 2023においてペンタブレットの設定方法や実際の使い心地に焦点を当て、以下にペンタブレットを使用する際に可能なことを紹介します。

ペンタブレットを使ってできること

直感的な描画

Corel DRAWのペンタブレットサポートにより、手書きの感覚でイラストやデザインを制作可能です。
ペンの筆圧感知機能を利用して、線の太さや濃淡を簡単にコントロールでき、筆圧による表現が可能です。

緻密な図形オブジェクトの編集

ペンタブレットを使用して、細かいディテールを含む作図が可能です。
フリーハンドのストロークによって、手書きのフォントやテキストも簡単に書くことができます。

自然なラインのベクターグラフィック

ペンタブレットで描いたストロークは、即座にベジェ曲線(ベクターグラフィックのノード(パス)やセグメント)に変換されるため、切り取りや拡大縮小、回転、色などの編集も簡単です。

今回使用したペンタブレットについて

今回は、ペンタブレットVEIKKA15PROを使用しました。
大きな特徴としては、サイズが大きめで扱いやすく、ホイール機能と12個のタッチキー、低価格で十分な描画性能があることです。

サイズ: 10×6インチ
特徴: 拡大縮小ホイールと12個のタッチキーが搭載、8192レベルの筆圧感知性能
価格: 5,000円以下
対応OS: Windows/Mac/Android
接続: USB TPE-C

また、VEIKKのアプリを使用して、ペンタブレットのタッチキーに、Corel DRAWを操作するショートカットキーを割り当てています。

なお、本記事を作成している時点で、AMAZON・楽天市場でVEIKK A15PROが品切れとなっていたため、下の画像はVEIKK社の人気の高い機種とXPPEN Deco01 V2を記載しています。

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Corel DRAWのペン設定

Corel DRAWを起動し、ツールオプションCorel DRAWを選択。
Corel DRAWの設定からペン設定を選択します。


インターフェイスは「リアルタイムスタイラス」を使用。
画面上部に筆圧を確認できる空間があります。線の強弱を確認しながら、VEIKKのアプリを使用して筆圧による線の太さ調整を行います(3回以上ストロークすると良いようです)。

Corel DRAWのペンタブレット(スタイラス)の使い方


ペンタブレットで一定の幅で線を引きたい

筆圧によって線の太さを変えずに、一定の幅で線を引くにはフリーハンドツールを使用します。
マジックペンで描いたような均一な線のイラストやロゴ、手書きの文字、図形の描画などに適しています。

フリーハンドの線の滑らかさは、画面上のプロパティーバーにあるフリーハンドのスムーズ化の値を調整することができます。

スタイラスペンの筆圧のよって強弱のある線を引きたい

スタイラスペンの筆圧によって、線の太さに強弱をつけたい場合はアートメディアツールを使用します。手書きの文字や漫画、力強さや立体感のあるデザインに適しています。

画面上のプロパティーバーから表現を選択し、基準となる線の太さや、ペンの傾斜、ペン方向、フリーハンドのスムーズ化の値を調整することができます。

LiveSketchを使って簡単なラフなスケッチを正確な線に調整したい

デッサンやスケッチのような線を描くには、ペンタブレット(スタイラス)が便利です。
LiveSketchは、紙に鉛筆を使って描いたようなラフなスケッチや不連続な線を、自動的に調整してくれるため、緻密な線を描けるスタイラスを使うメリットを最大限に活かしてくれます。

また、ラフなスケッチを認識するまでの遅延時間は、指定することもできます。

こちらの記事も参考にして頂けたら幸いです!!

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