CorelDRAWを使った遠近法と球体のデザイン

CorelDRAWは、平面のオブジェクト(図形)に遠近効果を与えて立体的で迫力のある表現や、球体の効果を与えることができます。

この記事では、遠近効果と球体効果の使い方を図を使って解説しています。

目次

CorelDRAWの遠近効果の使い方

チェック模様の画像を用意する

まずは遠近法の使い方です。遠近効果は、どのような平面オブジェクトにも使用できます。
この例では、変化が分かりやすい「チェック模様」の画像を用意しました。

チェック模様の画像を作成します。左の図はオブジェクトの元となる「グラフ用紙」を利用しています。
マス目の数は「6×6」に設定していますが、サイズやマス目の数はお好みで構いません。

グラフ用紙を作成したら、スマート塗り潰しツールなどを使って色をつけ、チェック模様のオブジェクトを作ります。 このオブジェクトがバラバラにならないようにグループ化してもいいでしょう。

オブジェクトに遠近法を適用します

チェック模様のオブジェクトを選択し、メニューからオブジェクト遠近効果を選択します。

オブジェクトの外側に表示される「黒いマーカー」の位置を編集して遠近効果を与えることができます。
オブジェクトに遠近効果を与える方法は以上です。

CorelDRAWの球体効果の使い方

次は、オブジェクトに「球体」効果を適用する方法です。
球体効果を与えるオブジェクトは、先ほど作成した「チェック模様」のオブジェクトを使います。

オブジェクトを選択し、メニューから効果3D効果球体を選択します。

球体効果を与えたオブジェクトの修正方法

球体効果を与えたオブジェクトには、周りにの画像が残った状態です。
この周りの画像が邪魔になる場合は「パワークリップ」などを使って表示しないようにもできます。

今回は、球体効果を与えたオブジェクトを元にして、ミラーボールのようなオブジェクトを作成してみます.

先ほど作成した球体効果を適用したオブジェクトを参考に、新しく円・楕円・直線を作成します. このとき、円や直線が交わるように「交点」や「ノード」にスナップしておくといいでしょう。

左側の図が完成したら、同じ図形を直角方向にコピーします。

球体部分に着色したら、作図に使った線などを削除して完成です。

遠近効果と球体効果のオブジェクトでダンスフロアを作る

これまで作成した「遠近効果」のオブジェクトと、「球体効果」のオブジェクトを組み合わせて、レトロstyleのダンスフロアっぽい画像を作成してみました。

雰囲気が出るように、踊っている女性のイラストと、ミラーボールから出ている光を表現してみました。

最後の仕上げに、ダンスをイメージしたテキストと、ハートやきらめきのオブジェクトも追加して、レトロなポスター風デザインが完成しました.

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